広汎性発達障害児ユッキー、自傷行為をおでこ打ちから後頭部打ちに変える

広汎性発達障害児ユッキー、自傷行為を後頭部打ちに変える

<script>” title=”<script>


<script>

ユッキー
オッス、オイラは広汎性発達障害児のユッキー!

ナガユキの長男だい♪

今回は、オイラが自分の自傷行為をおでこ打ちから後頭部打ちに変えたお話だよ(≧∇≦)/

 

前の話へ   目次   次の話へ

 

オイラは気持ちがモヤモヤ不快になるとおでこを打つ。

わけがわからなくて不快なときに、「おでこを打つと痛い」っていう別の不快な刺激を入れるんだ。

そうすると「わけのわからないモヤモヤ」から「おでこを打ったから痛い」ってわかりやすい不快さになるのがいい。

こうして不快さのすりかえをするために、母ちゃんが「自傷行為」と呼ぶおでこ打ちをする。

 

そんなある日、父ちゃんと一緒にオイラは公園に来た。

オイラは「楽ちん」が好きだ。

だから父ちゃんに抱っこでつかまってたのに、父ちゃんは「歩こう」と言ってオイラをおろした。

 

嫌だ嫌だ、オイラは歩きたくない!

ああ、モヤモヤする、とっても嫌な気持ち!!わけがわからないよ!!!

 

オイラは急いでおでこを地面に打ちつけた。

痛い。

おでこを地面に打ってるんだから、痛いのはあたりまえ。

わかりやすい。

 

父ちゃんは、そんなオイラを見守ってた。

 

しばらく頭を打ちつけた。

おでこを打ったから痛い。

オイラは父ちゃんに抱きつきにいった。

 

おでこは打ちつけても、しばらくしたら痛くなくなるから大丈夫♪

・・・なハズなんだけどな?

あれ、ずっと痛い。

あれ?痛いよ?痛みがいつもみたいにおさまらないよ?

 

父ちゃんはオイラを抱えると、水道のところに連れてっておでこに水をかけた。

そのまま洗われるオイラのおでこ。

(オイラにはわからなかったけど、ケガをして血が出てたらしい。)

 

そのあとも、おでこの痛みはなかなかひかなかった。

 

これでオイラ、おでこ打ちはこりたんだ(笑)

だって、打ったときだけ痛いからよかったんだもの。

打ったあともずっと痛いことがあるとかイヤだよ(笑)

 

オイラは次から嫌な気分になったときは後頭部を打つようにした。

立った状態からおしりをついて、そのまま後ろへドーンと頭を打つ。

打った時はちゃんと痛いし、しばらくすると痛みがひいてくれる。

これでいいや♪

 

 

その後、5ヶ月くらいオイラの自傷行為は続いたんだけど・・・

発達専門病院の先生からのアドバイスを受けて、母ちゃんは「嫌な気分になったときは、抱っこしてもらうほうが気持ちが良いし落ち着く」ということをオイラに教えてくれるようになった。

そして2歳5ヶ月くらいからオイラの自傷行為は激減したんだ♪

▼母ちゃんがその方法をこの記事で紹介してるから、良かったら読んでみて(≧∇≦)/

自閉症スペクトラム児の自傷行為を2ヶ月で激減させた方法

 

前の話へ   目次   次の話へ

▼オイラの2歳6ヶ月から先の成長記録はこちら♪