今回は、オイラが初めて耳かきをされたお話だよ(≧∇≦)/
オイラがもうすぐ2歳を迎えようとしていたある日。
オイラは母ちゃんからただならぬ気配を感じていた。
「そういえばユッキーの耳かき、したことない気がする・・・もうすぐ2歳になるのに・・・!」
母ちゃんは姉ちゃんズにそう言っていた。
耳かき。
父ちゃんや姉ちゃんたちがよく母ちゃんにおねだりしてるヤツだよね。
耳に細い棒をいれて「コソコソするよ~」って言ってるアレ。
耳のお医者さんによっては「シロウトが耳かきするんじゃない!耳垢を押し込んでしまうだけだ。耳垢なんか自然に耳の穴から出るようになってんだからする必要はない。」って言ってるヤツ。
母ちゃんはめんどくさい、おおっと、さっきのお医者さんの意見もあるからあまり耳かきには積極的じゃないみたいだけどね。
でも、オイラが産まれてから2年近くもほったらかしの耳の穴の中は心配になったようで・・・
「ユッキー、ちょっとここにゴローンしようね」と声をかけられた。
オイラが母ちゃんに促されて蛍光灯の下で横になると、オイラの耳が母ちゃんに引っ張られた。
母ちゃんはオイラの耳の中をジロジロ見ているらしい。
言っておかなければなるまい。
母ちゃんは、耳かきを始めるのは「めんどくさい」のに耳垢を取る作業そのものは好きなんだ!
オイラ、たぶん今ロックオンされた気がする(^_^;)
母ちゃんは姉ちゃんズにこう声をかけた。
「ユッキーの耳かきに挑戦してみるわ。お姉ちゃん達、お手本になって♪」
母ちゃんは姉ちゃんズの耳かきをしながらオイラに「ナッキー姉ちゃん、耳かき上手だね~」なんて声をかけてくる。
オイラ興味ないからあんまり見ないんだけど・・・
母ちゃんは「アッキー姉ちゃんのお耳こそこそ~♪」とか、いつもより大袈裟にアピールしてる。
そして、ついに。
「さぁ、ユッキーも耳かきしてみようね。さっきみたいにゴローンしよう♪」とオイラは横にさせられた。
「お耳、コソコソするよ~♪」って声と一緒に、耳の中に細い棒が入ってくる!
怖い!オイラは動けなかった。
「大丈夫大丈夫、こそこそ~。」
「ユッキー上手!ちょっとピンセット使うわね~。」
耳の穴の中に、なんか冷たい感触のものが入ってきて・・・
ずぼっ。
オイラの耳の中で音がした。
「大物、取ったどー♪」と母ちゃんが喜んでる。
母ちゃんはその調子のまま、楽しそうにオイラの反対側の耳かきもしてしまった。
こうして、オイラは生まれて初めて耳かきをされた。
うん、これ、怖くてオイラ動けないよ(^_^;)
いつか父ちゃんや姉ちゃん達みたいに、気持ちいいな~って思いながら耳かきされるようになるのかな?
▼オイラの2歳6ヶ月から先の成長記録はこちら♪
ナガユキの長男だい♪