広汎性発達障害児ユッキー、療育園にて11月の外で水遊びをする

広汎性発達障害児ユッキー、療育園にて11月の外で水遊びをする

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ユッキー
オッス、オイラは広汎性発達障害児のユッキー!

ナガユキの長男だい♪

今回は、リトミックの後に水遊びをした話だよ(≧∇≦)/

 

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リトミックが終わったあと、またお外遊びに行くことになった。

「ユッキー君は好きに遊んでくれたらいいからね♪」って先生から言われて、オイラは園庭を裸足で歩く。

 

そうしたら・・・ああ、なんということでしょう。

木の枝に垂れ下がったホースから、水が出ているじゃあ~りませんか!

 

オイラ、水遊びがだ~い好き!

迷わず木の枝に垂れ下がったホースのところへ向かった。

 

ホースから出たままにされている水は、大きなオケにたまっていく。

オイラは真剣にその様子を見ていた。

オイラと同じくらいの子どもが、そのオケにたまった水をコップにくんで運んでいく。

 

オイラはたまらなくなって、オケにたまった水にパシャパシャと手をつけはじめた。

母ちゃんが「冷たいよ。風邪ひいちゃうよ。」と声をかけてきたけど、そんなことオイラにはわからない。

近くにいた先生が「ええんよ~。お水遊び楽しいよね♪」って声をかけてくれたおかげか、母ちゃんはオイラの邪魔をしなくなった。

 

バシャバシャ。ボトトトトトト。バシャ。バッシャーン!

ホースから落ちてくる水もさわりはじめた。

なんどさわっても面白い水の感触。水に反射する光。

 

楽しそうなオイラを見ながら母ちゃんは思う。

本当に好きなことをさせてくれるんだ!

好きなことを好きなだけさせてあげるのは、意欲を育てるためにもいいもんね♪

公園だと水がもったいないし、びしょぬれになるから水道で水遊びをさせてあげられないからありがたい!

ただ、今はもう11月・・・風邪ひいちゃうかもしれないなぁ(^_^;)

 

オイラはあっという間にびしょぬれになった。

かまわず遊び続けてると・・・

ブルルルルッ!

とつぜん、オイラの身体が震えた。

 

「あらあら、冷えちゃったねぇ!お風呂であったまろう♪」と近くにいた先生が声をかけてくれた。

オイラのこと、ちゃんと見ててくれたんだなぁ。

 

それより・・・今、「お風呂」って聞こえたんだけど。

あるの!?お風呂に入れるの!?

オイラ、お風呂も大好きだよ!!!

オイラは「おいで~」と呼んでくれるその先生に向かって、母ちゃんの指を引っ張りながら歩いていった。

 

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