今回は、空を飛んでいる飛行機に気づけるようになったお話だよ(≧∇≦)/
前の話で、飛行機の離着陸が見られる公園に行った次の朝。
オイラは母ちゃんと一緒に姉ちゃんの幼稚園バス停まで朝の散歩をしていた。
そしたら、母ちゃんが話しかけてくる。
「ユッキー!昨日見た飛行機が空を飛んでる!」って。
母ちゃんは、それでオイラの反応が返ってくるとは思っていない。
それでも、オイラがいつか理解できるようになると信じて声をかけてくるんだ。
ところが、今回はちがった。
オイラは昨日、飛行機を目で追い続けたことで、空を飛ぶ飛行機に気づけるようになってたんだい♪
「あ、でんちゃ!あ、でんちゃ!あ、で~んちゃ!」
飛行機を見つけたオイラは、その感動を声にする。
「電車じゃなくて飛行機だよ~」と訂正しつつ、母ちゃんは驚いていた。
「(飛行機に、気づいた!?
電車にしか興味のないユッキーが、あの空高く飛ぶ小さな飛行機に気づいた、の?)」
母ちゃんは、なかなかオイラが飛行機に気づいたと確信できなかったみたい。
だけど、岡山市の上空は数多くの飛行機の通り道になっている。
飛行機を見つけるたび、あるいは飛行機が空を飛ぶ音が聞こえるたびに「あ、でんちゃ!あ、でんちゃ!あ、で~んちゃ!」というオイラの姿を見て、母ちゃんはようやくオイラが飛行機に気づけるようになったって理解してくれたようだ。
母ちゃんが姉ちゃん2人を育てたときには、飛行機に気づくなんてあたりまえすぎたこと。
それがこんなに感動的なできごとになるなんて、母ちゃんは思ってなかったんだって。
・・・飛行機に気づいたときに「あ、でんちゃ!」と言うのは問題だけど(^_^;)
オイラの場合、とっても興味が狭かったから今まで空なんて全然気にしてなかったんだよなぁ。
こうして空を飛ぶ飛行機に気づいたオイラは、飛行機以外の飛ぶものにも気づけるようになった。
この小さな進化は、まだまだ次の話へと続いていく・・・
ナガユキの長男だい♪