ナガユキ流へようこそ(≧∇≦)/
家庭教師、公文の先生、寺子屋の先生、塾の講師のバイト代で大学に通ったナガユキです♪
「読み・書き・そろばん」といいますが、学習の基本は「読み」ですね。
ナガユキもわが子に「読み」を早くから覚えさせようと思っていました。
「読み」さえできれば、自分で自分の好きなことを学べますからね♪
そこでわが子が1歳半の頃からひらがなを教え始めたところ、2歳の誕生日にはひらがな46文字をマスター☆
「読み」が得意なので、本を読むのが大好きな子に育ちました。
今回は、ナガユキがわが子にひらがなの読みを教えた方法(3ステップ)をご紹介します♪
カタカナやアルファベット、英単語などを覚えるときにも応用できますよ(^_-)
お好きな項目からどうぞ♪
1.まずは好きな1文字を覚えさせる
子どもに新しいことを教えるときは「まず1つできるようにし、好きにさせる」が基本です。
ひらがなも同じなんですよ。
まず1文字だけひらがなを教える
まずはどれでも構いませんので、子どもが好きになりそうな1文字を教えましょう。
- ひらがなの最初の1文字である「あ」
- 子どもの名前の頭文字(「太郎」なら、たろうくんの「た」)
- 子どもが大好きなものの頭文字(カレーの「か」、車の「く」、公園の「こ」など)
こうして「このナゾの模様には決まった音がある」と、文字について認識させます。
教えた文字を見つけたら声をかける
次に、教えた1文字を見つけたときに「『あ(教えた文字)』見つけた♪」と声をかけるようにしましょう。
お散歩中でも絵本でもテレビでも構いません。
親からそのように声をかけられると、子どもは自分も覚えた文字を探すようになります。
子どもから「『あ』見つけた!」と言うようになればしめたもの☆
もうお子さんはひらがなが好きになっています♪
子どもは1文字覚えることで「ひらがながわかる!ひらがな好き♪」と思ってくれるんですよね。
好きになれば、新しいひらがなを覚えることが子どもの楽しみになります。次から次へと新しいひらがなを覚えてくれますよ(≧∇≦)/
2.ひらがな全部を繰り返し読んでインプット
子どもがひらがなを好きと感じるようになれば、46文字すべてのインプットを始めましょう。
(上の1で書いた「好きにさせる」を飛ばして、ひらがなを嫌いにさせないよう注意!)
生活の中にひらがなを読む習慣を作る
部屋やお風呂にポスターを張って、1日の生活の中にひらがなを読む習慣を作ってしまうと良いですよ♪
- お出かけ前のあいうえお
- おやつの前のあいうえお
- お風呂から出る前のあいうえお
といった感じです。
ポスターの文字を1文字ずつ指さしながら、明るい声で楽しそうに読んであげてくださいね♪
リズミカルに読んだり、歌うように読んだり、いろんな読み方をしてあげるといいですよ。お子さんを楽しませてあげられたら最高です!
▼こういったポスターを部屋に張っておきましょう。
▼お風呂用ポスターもありますよ。丸文字とかなら百均でも売ってますが、こちらのようにちゃんと教科書体で書かれているひらがな表をお勧めします。
ローテーション読みをしよう
ひらがなを読むとき、「あいうえお」から「わをん」まで読みますよね。
「あいうえお」から「わをん」まで読んだその次のときは、「かきくけこ」から「わをん」まで読んで「あいうえお」に戻りましょう。
その次は「さしすせそ」から「わをん」まで読んで「あいうえお」に戻り、「かきくけこ」を読んでおしまい☆
その次は「たちつてと」から始めて「さしすせそ」で終わる・・・といった具合です。
このようなローテーション読みをしていくことで、「あいうえお」は覚えたけど、途中の「なにぬねの」はよく覚えてないといったことを防ぎます。
「あいうえお」の縦読みに慣れてきたら「あかさたな~、いきしちに~」と横読みしたり、「おえういあ」と下から読んだり、変化をつけて毎日読み続けましょう♪
3.ひらがなカード遊びでマスター!
上記の2を続けて、子どもが親と一緒に「あいうえお」と読めるようになったら、最後のステップです。
カードを使って遊びながら46文字をマスターしましょう♪
「ひらがなど~れだ?」遊び
「なにぬねの」なら読めるけど、「ぬ」と「ね」の区別が怪しいといった状態から、1字ずつ完全に読めるようにするには「ひらがなど~れだ?」遊びがもってこいです♪
☆初回の遊び方☆
- 「あ・い・う・え・お」の5枚のカードをバラバラに並べる
- 「あ」はど~れだ?「い」はど~れだ?と、順番に1枚ずつカードを取らせる
- カードを全部取れたら褒める
- 「もう1回やってみよう。次はちょっと難しいよ」と声をかける
- もう一度「あ・い・う・え・お」の5枚のカードをバラバラに並べる
- 「え」はど~れだ?「あ」はど~れだ?と、ランダムに1枚ずつカードを取らせる
- カードを全部取れたら「順番がバラバラでも取れたね!やったあ♪」などと褒めたり一緒に喜んだりする
☆次の段階への進み方☆
「あいうえお」の5枚のカードをランダムでも迷わずササッと取れるようになったら次に進みます。
「あいうえお」の次は「かきくけこ」の5枚のカードだけで初回と同じように遊んでみましょう。
「かきくけこ」の5枚のカードでもランダムでササッと取れるようになったら、「あいうえお」の5枚のカードをあわせて、合計10枚で遊びます。
その次は「さしすせそ」を5枚だけで遊び、余裕になったら「かきくけこ」の5枚をあわせて10枚で遊ぶ・・・。
「たちつてと」以降も同じです。
10枚でも余裕を見せてくれるようなら15枚、20枚と枚数を増やしてもいいですね。
このように少しずつステップアップしながら、46文字をマスターさせてあげてください。
ことば作り遊び
カードを2枚くっつけて、ことばを作ってみせましょう。
「あ」と「り」で「あり」といった感じです。
ちょっと大袈裟に「あとりをくっつけたら、ありになった~!」と言ったりして、何度も見せてあげてください。
幼児は2つの文字を組み合わせるのが苦手というか、そもそもその思考回路がないんですよ(^_^;)
「あ」と「り」で「あり」になると理解するまでしばらくかかります。
焦らず遊びながら「こういうモンなのか」と子どもが自然と覚えるのを待ちましょう。
*ちなみに、数字も9まで覚えられても、1と0で「10(じゅう)」になると理解するまで時間がかかります。そんなもんです。
*カードは自分で書いてもいいですが、市販のものを利用するのもいいですよ♪ナガユキのおすすめはこちらです▼
コツは「楽しむ」「続ける」「焦らない」
ひらがなは簡単に覚えられるものではありません。
教え始めてから完全に覚えられるまで半年はかかると思ってください。
焦ってイライラしちゃうと逆効果になりますよ。
すぐ覚えられなくてあたりまえなので、気長に楽しみながら続けましょう♪
あとがき
ひらがなを読むことに抵抗がなくなると、好きな本をどんどん楽しめるようになります。
逆に「読み」に自信がないと、それだけで本に抵抗を感じてしまい、学ぶ機会を失うことにもなりかねません。
1人でも多くの子どもたちが、「読み」が得意になることを願っています。
どうぞ素敵なあなたの道を!