ナガユキ流へようこそ(≧∇≦)/
図書館ヘビーユーザーのナガユキです♪
図書館の「しかけえほん」コーナーに『さわるめいろ』という本があったので借りてみました。
『さわるめいろ』の中身
『さわるめいろ』の中には、こんなもようが線で書かれています。
よく見ると、線の上に点字の点のあるところとないところがありますね。
この点字の点のある線の部分がめいろです。
『さわるめいろ』のめいろは、この点の線を指でたどってスタートのさんかくからゴールのまるを目指します。
途中で点がなくなっているところは「いきどまり」なんですね。
子どもに渡す前にナガユキが目を閉じて挑戦してみましたが、かなり難しいです!。
いきどまりから戻ったときに、どちらから来たのかわからなくなるんですよ(^_^;)
ゴールにちゃんと向かえているか、目を閉じていると方向も距離もわからなくてウロウロ・・・。
目の見えない人が外で歩くときは、もっと不安なことでしょう。
6歳児と4歳児の反応
さて、ナガユキ家の「図書館から借りてきた本コーナー」に『さわるめいろ』を置いておきますと・・・。
6歳児がさっそく「おもしろそう!」と本を手にとりました♪
めいろに挑戦!
6歳児は目をあけたまま、さわるめいろに挑戦しはじめました。
目で見ていると指の位置や方向がわかるので、6歳児はなんとかクリア。
でも、「お姉ちゃんがおもしろそうなことしてる!」と寄ってきた4歳児は「指で線をたどる」ことの意味がわからなかったようです(^_^;)
まぁ、わからないなりに楽しんでいたのでOKでしょう。
しばらくしてから、
「このめいろ、目が見えない人のために作られたんだよ。目を閉じてやってごらん」と子どもたちに声をかけました。
そうしたら、6歳児でもやっぱりできない。
「え~!?むずかしすぎるよう!」と言っていましたね(笑)
「目の見えない人ごっこ」がはじまる
そして本を片付けた6歳児は、
「じゃあわたし、目の見えない人ね!」と言い出して目を閉じて歩きはじめました。
4歳児は「じゃあ、わたしは助ける人ね!」と言いながら2人で家の中をウロウロ。
きゃっきゃと楽しそうに「目の見えない人ごっこ」をはじめました。
な~んて言う人もいるかもしれません。
ですが、子どもはこんな「ごっこ遊び」を通して、他人を思いやる気持ちを育てていくんですよね。
むしろ「親からなにも言わなくても、自分たちからこんな遊びをはじめてくれて良かったな~」と思いましたよ。
この経験があるのとないのとでは、目の見えない人とお会いしたときに感じることが全然ちがうはずですから。
点字ブロックを歩かせてみた
「鉄は熱いうちに打て!」ということで、散歩のときに点字ブロックについて教えました。
「この点字ブロックは、目の見えない人が外を歩くための大切なブロックなんだよ。」と。
ナガユキと手をつなぎながら、目を閉じて点字ブロックの上を歩いた6歳児と4歳児・・・。
4歳児は楽しそうでしたが、6歳児は「これ、怖いよねぇ」と真剣な様子になっていました。
「怖い」と感じられたなんて素晴らしいですよね☆
まとめ
子どもに教えたいことって、本当にたくさんありますよね。
図書館に行くと、こうした本との出会いから多くの学びをえられるのでオススメですよ♪
どうぞ素敵なあなたの道を!