ナガユキ流へようこそ(≧∇≦)/
我が子を「自分のことは自分でできる子」に育てたいナガユキです♪
ナガユキ家の教育方針の1つに「自分のことは自分で」というものがあります。
1歳児なら「こけたら自分で立つ」といった単純なことからスタート☆
2,3歳くらいからお着がえや幼稚園の準備など、複雑な作業も自分でできるようにサポートしていきます。
ただ、「お着がえ」も「幼稚園・保育園の準備」も、幼児には難しいことなんですよ。
まだ理解度が低いので「お着がえ」や「片付け」と言われてもどうしていいかわかりません。集中力も短いので複雑な作業を最後までやり終えることも困難です。
そこで、ナガユキが幼児の特性を考えながら編み出した「10秒カウント」というワザをご紹介したいと思います(≧∇≦)/
お好きな項目からどうぞ♪
「10秒カウント」ワザの使い方とポイント
「10秒カウント」ワザ自体はとても簡単です♪
「10秒カウント」の使い方
「10秒カウント」はとても簡単です♪
子どもがTシャツを着ようとしているときを例としてみましょう。
「10数えるあいだに、頭を出そうね♪せーの!」と声をかけます。
子どもがTシャツをかぶり、頭を出すまで「1,2,3・・・」と数え、「7」で顔を出したら「やったね!7でできちゃった♪すごーい☆」と声かけをします。
次は「じゃあ今度は左手をこんにちはしよう!10数えるよ~、せーの!1,2,3…わ、3でできちゃった!早すぎてビックリしたよ~♪」「じゃ、今度は右手を出すよ、せーの!」といった感じで続けます。
これだけ♪
ポイントは2つです。
- 作業を細かく分ける
- 認める・褒める・ビックリする・喜ぶ
ポイント①作業を細かく分ける
子どもはいきなり「着がえて」と言われても、どうしたらいいかわからないんですよね。
なので、先ほどのTシャツを着る例でしたら
- 頭を出す
- 左手を出す
- 右手を出す
という3つの作業に分けます。
2~3歳の子どもでも理解できるほどシンプルで10秒以内に確実にできる作業になっていれば大丈夫です(≧∇≦)/
以下、作業を細かく分けた例を3つ紹介するので参考にしてみてください。
- お片付けするおもちゃ等を発見する
- 発見したおもちゃをどこにお片付けするのか思い出させる
- 発見したおもちゃをお片付けする場所に戻す
- 首の前→首の後ろ(各10秒ずつ)
- 右の腕→ひじ→手(各10秒ずつ)
- 左の腕→ひじ→手(各10秒ずつ)
- 首の下(鎖骨あたり)→胸→おなか(各10秒ずつ)
- 以下同じようにして、全身を洗えるよう指導してあげてください
- Tシャツを裏返す
- Tシャツを広げる
- そでの部分を折りたたむ(左右分けてもOK)
- Tシャツの下から上へ半分に折りたたむ
やるべきことを幼児でもわかる簡単なレベルまで細かく分けて「なにをしたらいいのか」教えてあげましょう。
こうして細かく分けた作業を繰り返すうちに、子どもは色んなもののやり方を覚えていきます♪
ポイント②認める・褒める・ビックリする・喜ぶ
10秒カウントの真の目的は「子どもが自分でできる喜びを知る」ことです。
そのために、子どもが作業ができたらこんな声かけをしてあげてください。
- 認める→「やったね」「〇秒でできたね!」「昨日より早いじゃん♪」「頑張ったね!」「よっしゃ!」
- 褒める→「すごい!」「えらい!」「かっこいい!」「わんだほーっ☆」
- ビックリする→「もうできたの!?」「早すぎるーっ!」「お父さんお母さんより早いんじゃない!?」
- 喜ぶ→「○○ちゃんができるようになって、お父さんもお母さんも嬉しい♪」
子どもの自己肯定感もグングン上がっていくはずです(≧∇≦)/
10秒以内にできないあいだは10数えないようにして、できるようになるまで見守るか手伝ってあげてください。
「10秒カウント」のレベルアップ・応用
作業の合体・より長い時間への挑戦
1つのやるべきことの中に、2つ以上の「5秒以内でできる作業」があれば、その作業を合体させてみましょう。
最初のTシャツを着る例でしたら、左右の腕を別々に出していたのを両方合わせて10秒以内にする、という感じです。最終的には「Tシャツを着る」作業ぜんぶで10秒以内にできるようになるハズ☆
また、集中力がついてきたら、もう少し難しい作業を「20秒カウント」「30秒カウント」「1分カウント」等にレベルを上げてチャレンジさせていきましょう。
こうして作業を合体させたり、難しい作業を長い時間で少しずつチャレンジさせていくことで、「幼稚園・保育園の準備」といった難しい作業もできるようになっていきます。
「手を洗い、着がえ、お手紙があれば出し、洗い物を洗濯機に入れ、お弁当箱をシンクに出し、次の日の体操服&タオルを幼稚園バッグに入れ、幼稚園バッグと帽子を指定の場所に片付ける」作業を最終的に「10分カウント」でチャレンジしてできるようになったんです☆
「やるべきことを早く終わらせて好きなことを楽しむ」習慣作りにも役立ちました♪
子どもに何秒でできるか決めさせる(追記)
この記事を読んでくださったあきこさんから素敵なアイデアをいただきました!
8歳でもまだ有効です^ ^
何秒でできる?って自分で決めさせるとさらにやる気を出してくれる。
怒らなくて済むテクニックをいろいろ持っておくと便利ですよね。 https://t.co/zrKSYHmbXK— あきこ (@akiko88com) May 15, 2018
あきこさんのおっしゃる通り、「何秒でできる?」と子どもに自分で決めさせるとさらにやる気を出してもらえると思います!
まさに「怒らなくて済むテクニック」ですね☆
自分で目標を立て、その目標を達成するプロセスを体験させる最高のワザだと思います♪
学習に活用
たとえば「7」で子どもが作業をできたとしましょう。
そうしたら指を折りながら「あと8,9,10の3秒も残ってたよ♪やったね!」といった声かけをして数の感覚を養うのです★
「今日はカウントダウンにしよう♪」と声をかけて「10,9,8・・・」と逆に数えるのもいいですね♪
「今日は気分を変えて英語で数えちゃうよ♪」なんて英語バージョンで楽しむのもいいと思います♪
「Are you ready?One,Two,Three,Four・・・」と数え、
「Wonderful!素晴らしい!」とか「Cool!かっこい~い!」「Amazing!びっくり~!」といつもと違う声かけをすることで子どもに飽きさせない効果もあります(≧∇≦)/
あとがき
2~3歳くらいの子どもって、大変ですよね(^_^;)
ですが、この方法で小さいうちから「自分でできること」を増やしておけば、結局親も楽になっていくんですよ。
「子どものできることが増える→親が楽になって余裕ができる→親に余裕があるから子どものできることをさらに増やしてあげられる」といった好循環ができればベストですね(≧∇≦)/
なので、ぜひマネしていただいて、お役に立てれば嬉しいです♪
「10秒カウント」の弱点は、親に子どもとつきあう余裕がなければ難しいこと。
すでに「子どもの顔も見たくない、声も聞きたくない」ほど追い込まれているかたがいらっしゃったら、①ヘルプを出して人に助けてもらう②文明の利器に頼る、といった手段でとにかくしっかり休んでください。
すべての親御さんが、余裕をもって子育てを楽しめる社会になることを強く望みます。
どうぞ素敵な「あなた流」を見つけてくださいね(≧∇≦)/
「自分でできる」ことが増えれば自己肯定感アップにも役立ちますし、親の手間も減りますし、良いことだらけです♪
それまでのサポートに10秒カウントが役立つと思いますので、どうぞマネしてみてください♪