【教育】小学生になってもたくさん遊ばせたいなら、幼児の頃から勉強もさせてあげよう♪

小学生になってもたくさん遊ばせたいなら、宿題をすぐ終わらせられる程度の学力をつけるために幼児のころから少しずつ勉強させてあげましょう。勉強によゆうを。そしていっぱい遊ぶ。

<script>” title=”<script>


<script>

 

ナガユキ流へようこそ(≧∇≦)/

公文の先生・寺子屋の先生・家庭教師・塾講師を経験したナガユキです。

 

先日、小学校の学級懇談会に出席してきました。

すると「宿題に1時間以上かかって困る」という悩みをかかえたお母さんがいらっしゃったんですよ。

おそらくこのお母さんは大変な中、せいいっぱい子育てされてきたんだと思います。

仕方のないことかもしれません、が。

ナガユキ
宿題に1時間もかかってたら、遊ぶ時間がないやん・・・。

 

宿題の内容は「本読み・計算・プリント2枚」。

ナガユキ家の6歳児は15分もかからずに宿題を終わらせて、外遊びや室内遊び、読書、料理の手伝いといった充実の時間を過ごしています。

宿題にそんなに時間をとられてしまうなんて、もったいないと思いました。

 

そして思い出したのが、ときどき聞くこんな意見です。

子どもには遊びが大切!勉強なんて小学校からでいい。幼児教育反対!

みたいなヤツ。

子どもに遊びが大切なのは100%同じ意見ですが・・・「小学校に入るまで勉強させない」というのは、かえって小学校からの子どもの遊び時間を奪うことになってしまうとナガユキは考えます。

 

今回は、「小学生になってから宿題に時間をとられて遊ぶ時間がなくならないよう、保育園・幼稚園くらいから勉強もさせてあげよう♪」というお話です。

 

宿題について

宿題に苦労する新一年生たち

先日、小学校の学級懇談会に参加してきました。

そこでは、新小学一年生が宿題で苦労するお話がたくさん・・・。

  • 本読みに30分かかってしまう。
  • 「5は2と3」といった数の分解もなかなかできない。
  • 計算カードができるレベルではない。

などなど。

宿題を終わらせるのに1時間以上かかってしまうというお話も。

(ちなみに宿題は毎日「本読み・計算・プリント2枚」。ナガユキ家の6歳児は15分もかかりません。ほぼ10分以内に終わっちゃいます。)

これでは、学校から帰ってきてからの自由時間が足りませんよね。

 

余談①宿題をあとまわしにするのはやめよう

「子どもには自由時間が必要だ!」と、宿題をあとまわしにして遊ばせるのはおすすめできません。

遊び終わってから疲れて眠いのに、大変な宿題をしなければならないからです。

そうするとよけいに時間がかかり、勉強が嫌いになりますよね。

時間がかかって寝る時間が減るのが一番怖いことです。睡眠不足じゃ遊びもフラフラ。授業にも集中できず、さらに勉強がわからなくなって悪循環に!

 

宿題はさっさと終わらせて、そのご褒美として自由時間を楽しませるほうがいいですよ♪

「早く遊びたい」という気持ちが、宿題を早く終わらせてくれるでしょう。集中力も実力もついて、好循環になっていきます!

遊びをご褒美にして、宿題を早く終わらせましょう♪

 

遊びだけでなく、幼児のうちから勉強もさせてあげよう

遊びは大切です。

だからこそ、小学生になってもたくさん遊べるよう、宿題をささっと終わらせられるだけの基礎学力をプレゼントしてあげましょう♪

2~3歳のころから毎日10分程度でかまいませんから勉強もさせてあげることをおすすめします。

その10分以外にも日常生活の中で基礎学力を鍛えてあげられれば最高ですね☆

勉強やら基礎学力というと難しく感じるかもしれませんが、基本はやっぱり「読み・書き・計算」です。

 

読み

一番大切なのはこの「読み」!

教科書や先生が黒板に書いたことが読めなければ、勉強どころじゃありませんからね(^_^;)

 

ちなみに、ひらがな・カタカナを全然読めない子がスラスラ読めるようになるには、だいたい6ヵ月くらいかかります

小学生になるまでに「ひらがな・カタカナ・数字はスラスラ読める」のが理想ですね。

そうすれば最初のころの本読みの宿題なんて1分もかかりませんよ♪

図書館に行けば「あいうえお」の絵本がたくさんあるので、そういった本を利用すればお金もかかりません(≧∇≦)/

 

書き

「書き」も「ひらがな・カタカナ・数字はスラスラ書ける」のが理想です。

文字が書けないと、ノートや連絡帳が書けません。プリント宿題にも時間がかかってしまいます。

「つ・く・し」のように簡単な文字・ことばから少しずつ教えてあげましょう。

親と子どもでお手紙交換するなど、書く練習をどうぞ楽しんでください♪

 

計算

まずは「数の感覚」を教えてあげてください。

おやつのクッキーの枚数を数えるといったやり方でじゅうぶんです。

 

「〇〇〇〇〇〇〇〇」を見て「〇が8つ」とわかるようになったら、次の段階に進みましょう。

  • 8枚のクッキーは3枚と5枚に分けられる
  • 3枚と5枚を合わせると8枚になる

というのを実際に見せてあげてください(数の分解と合成)。

そのイメージができるようになれば、足し算・引き算は簡単にできるようになりますよ♪

 

ナガユキ
遊びが大切だからこそ、幼児のうちに毎日少しの勉強を積み重ねておくことをおすすめします。

勉強に余裕があれば、小学生になってもたくさん遊べますよ♪

 

余談②勉強で「成長できる自信」を

勉強は、やればやるほどできるようになっていきます。

だから「自分はやればできるようになる」という「成長できる自信」をつけやすいんですね。

 

新しい技術が出てきたときに「どうせ勉強してもわからない」とあきらめてしまう人になるか。「おもしろそう!勉強してみよう」と思える人になるか。

この差は「成長できる自信」があるかどうか、です。

最初はできなくても「やればできるようになった」「できるようになって嬉しい」という感覚は一生の宝物になりますよ♪

 

余談③学習障害が見つかることも

「どうしても文字が読めるようにならない」といった場合に学習障害が隠れていることもあります。(脳の障害で「文字がゆがんで見えるため読めない」など。)

 

子どもに「どうしてできないの!」と言うのは、子どもの自信を傷つけるだけなので、言いたくなっても我慢しましょう(^_^;)

「どうしてできないのかな?」と子どもを観察し、考えるのは大人の役目です。

そして「おかしい」と思ったら保育園・幼稚園の先生や市町村の相談窓口に早めに相談してください。

 

学習障害があっても、訓練で改善できることもあります。

訓練などでもどうしようもないことだってあります。そういう場合は「どうしてもできないことを他の方法で補う」練習をします。

いずれにせよ、学習障害の場合は早めに専門の先生の指導を受け、早めに対策をとってあげるのがその子のためになります。

 

あとがき

「幼児に勉強」というと、すぐ「幼児にガリ勉させる」というイメージをもつ人がいるんですよね。

でも違うんです。勉強は毎日少しずつでいいんですよ。

毎日の遊びの中に、少しだけ勉強をプラスするくらいの感じです。

 

その積み重ねによってうまれる学力の余裕が、小学生になっても遊びの時間をもたらしてくれるでしょう♪

 

どうぞ素敵なあなたの道を!