広汎性発達障害児ユッキー、「ありがとう」のジェスチャーを覚える

広汎性発達障害児ユッキー、ありがとうのジェスチャーを覚える

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ユッキー
オッス、オイラは広汎性発達障害児のユッキー!

ナガユキの長男だい♪

今回は、オイラが「ありがとう」のジェスチャーを覚えたお話だよ(≧∇≦)/

 

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オイラはプラレールが大好き!

毎日1度は絶対に遊ぶオモチャ、それがプラレール♪

きっかけは、婆ちゃんが『プラレールトーマスベーシックセット』を買ってくれたこと。

その日は母ちゃんが「そろそろトーマスを休憩させてあげようね」って言ってくるまで走り続けるトーマスを1時間以上ずーっと眺めてたなぁ♪

 

その後、姉ちゃんのお友達のおさがりでプラレールセットをいただいたりして、オイラのプラレールセットはすごく種類が増えた。

電車も増えたんだよね♪

オイラは電車を並べるのが大好きだから、電車が増えたのはすごく嬉しかった!

 

でも、ただ並べるだけじゃ走らせたときに電車どうしが離れちゃう。

電車同士が離れるのを見てオイラが怒ってたら、母ちゃんが「連結」って便利なことを教えてくれたんだ!

電車どうしを連結させれば、電車がくっついたまま走り出すんだよ~!!!

 

ただ、連結は難しくってオイラじゃまだできない。

だから連結させたい電車2つを母ちゃんのところに持っていくんだ♪

「あー!あー!(連結して!)」

そうすると、母ちゃんが電車を連結してくれるんだ♪

 

1日に、いったい何度母ちゃんに電車を連結してもらっただろう?

オイラは連結してもらった電車どうしを切り離して並べなおす作業も好き♪

だから、切り離して遊んでた電車どうしをまた連結してもらって・・・と、何度も何度も母ちゃんに連結作業をお願いした。

 

母ちゃんはこの繰り返しをオイラの教育にいかしたいと考えたらしい。

「連結してもらったら『ありがとう』だよ。」とオイラに教えてくるようになった。

 

「連結してもらったら『ありがとう』だよ。」と軽く100回以上教えられてきたある日、オイラは気づいた。

母ちゃんは首を上から下にゆっくり動かしながら『ありがとう』と言ってるぞ。

そっか!わかった♪

オイラは母ちゃんから「連結してもらったら・・・」と言われたときに、首を上から下にゆっくり動かして見せた。

「そうだよユッキー!『ありがとう』できたねぇ~!!!」

母ちゃんがいっぱいいっぱい褒めてくれる♪

やった!オイラは上手に『ありがとう』できたんだね♪

たくさん褒めてもらって、オイラは嬉しくなってニコニコした。

 

実は、母ちゃんが狙ってたのは「あーとー」みたいな言葉が出ることだったみたいだけど・・・

やっぱりユッキーは言葉は苦手、か。

それでも『ありがとう』のジェスチャーを覚えたのは大きな前進だよね。

だって、今までジェスチャーといえば「いただきます&ごちそうさま」の拍手(ユッキーは手を合わせたままにできない)だけだったもん。

バイバイすら、まだできないもんなぁ(^_^;)

・・・できることなら、『親切にしてもらったらありがとう』って教えたいけど、ユッキーには『親切にしてもらう』なんて曖昧なことを理解するのは難しいだろうな。

やっぱり、1つ1つ『こんなときはありがとう』って具体的に教えて覚えさせていくしかないのかな?

まぁ、今わからないことを考えても仕方ない。

とりあえず電車連結での『ありがとう』は覚えられたんだから、次からは『どうぞしてもらったらありがとう』みたいな感じで『ありがとう』が使えるシーンを増やしていこう。

 

こうして、オイラは『ありがとう』のジェスチャーが電車を連結してもらうときだけ使えるようになった♪

ただ、母ちゃんがねらってる『どうぞしてもらったらありがとう』は2歳を過ぎてもまだできてない。

だけど、焦りはイライラの元になっちゃうからダメ♪

焦らない焦らない、一休み一休み・・・

オイラと母ちゃんは、マイペースで進むんだ(≧∇≦)/

 

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▼参考:婆ちゃんが買ってくれたトーマスはコレだよ♪