広汎性発達障害児ユッキー、短期記憶力を証明して母に安心される

広汎性発達障害児ユッキー、短期記憶力を発揮して母に安心される

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ユッキー
オッス、オイラは広汎性発達障害児のユッキー!

ナガユキの長男だい♪

今回は、オイラが短期記憶力があるって証明したお話だよ(≧∇≦)/

 

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記憶には大きく分けて2種類あると言われてる。

短期記憶と長期記憶の2種類だ。

 

短期記憶っていうのは、黒板を見て書き写すときのように「その一瞬だけ覚えている記憶」のこと。

なにか作業をするときに「次にこれして、その次はこうして…」なんて考えるときにも使われるから作業記憶とかワーキングメモリーなんて呼ばれ方もする。

長期記憶っていうのは、昔のことをずっと覚えているように「長い間覚えている記憶」のこと。

大人になっても忘れていない小さい頃の思い出とか、数日覚えていられた記憶なんかも長期記憶になる。

 

さて、母ちゃんはこの短期記憶(作業記憶、ワーキングメモリー)が弱い。

父ちゃんからよく「3歩あるけば忘れる」なんてからかわれてるけど、3歩あるかなくても少し意識が離れるだけで忘れてしまうらしい。

 

「人と話していても、視界になんか興味を引くものが入ってきてそれを見てしまったとたん、今まで何を話していたのか忘れてしまう」レベルなので、人と話すときは意識がそれないように集中する必要があるそうだ。

▼ほかにも、ちょっとしたことで「次に何をしようとしていたか」を忘れちゃうらしいよ。

  • 冷蔵庫を開けたとたん、冷蔵庫から何を取り出そうとしていたか忘れる。
  • 部屋のとびらを開けたとたん、この部屋に何をしに来たのか忘れる。
  • スマホの画面を見たとたん、どのアプリを見るつもりだったか忘れる(レシピとか天気予報とか見るつもりだったにも関わらず、だよ)。

 

オイラが言うのもなんだけど、母ちゃんは主婦に向いてないと思う(笑)

 

さて、こうした短期記憶の弱さで有名なのが発達障害のADHD(注意欠陥多動性障害)。

母ちゃんは小学校のときクラスで1番忘れ物が多かったらしいし、診断を受けに行けばADHDの診断が出る可能性はある。

でも病院に行くつもりはないらしい。

「不便だけど慣れてるから別に診断まで受けなくていいや」だってさ(^_^;)

 

ただ、息子のオイラのことは心配だったんだって。

だからオイラがちゃんと短期記憶を使えるのか見てたらしいよ(笑)

自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥多動性障害(ADHD)の両方を持ってる子も多いらしいから余計にね。

 

オイラがプラレールで遊ぼうと思ってオモチャ箱に近づいたとき、母ちゃんは声をかけてきた。

オイラが母ちゃんの方を振り向くと、母ちゃんはオイラの好きな「いないいないばあ」をしてきた。

オイラがそれを見て喜んでばあ~ってした後に、またプラレールのオモチャ箱の方に向かうと・・・

「すごい!プラレールのことを忘れなかった♪ユッキーには短期記憶力がある!」って、母ちゃんが喜んでた。

 

ま、母ちゃんが喜んでくれて、安心できたならいっか♪

 

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