ナガユキ流へようこそ(≧∇≦)/
平成30年7月豪雨を岡山市で体験したナガユキです。
2018年7月6日の夕方までは「岡山にしては雨がよく降るな~」くらいに思っていました。
ママ友さんと「見事に梅雨空だね~」なんてゆるい会話をしていた花の金曜日。
岡山市内でもすでに避難勧告が出されている地域はありましたが、「山間部ならそんなこともあるだろう」とあまり気にとめませんでした。
ところが夜の7時に岡山県に特別警報が出されます。
ナガユキは引っ越しの際にハザードマップを確認していました。たとえ河川の氾濫が起きても大した被害は出ないと想定されていましたから、特別警報が出ても「避難」は頭に浮かびませんでした。
その後、避難勧告の防災メールが次々と届きます。でもナガユキの住む地域には避難準備の連絡もなかったので油断していたら・・・
夜10:45、岡山市全域に避難指示(緊急)が発令!(*防災メールが届いた時刻とズレはあります)
22:55、岡山市全域に避難指示(緊急)と連絡入りましたが…
そこら中にある用水路が危なすぎるから朝が来るまで動けません(>_<)
子ども3人連れて歩くの怖い!順次避難所が開設されるようなので、明るくなって外の安全を確認できたら避難、かな。
— ナガユキ@夏休みのワンオペ3人育児 (@Nagayuki_Akiko) July 6, 2018
ここで初めて避難を意識。そして次の瞬間に夜中の避難はあきらめました。
外は真っ暗。大雨。周辺は用水路だらけ。
大人でも危険を感じる状況で、まだ7歳、5歳、1歳の子ども3人を連れて外に出る気にはなれませんでしたね。
ハザードマップを確認していたので、川が氾濫しても自宅に大きな被害がでないと知っていたことも避難しなかった理由の1つです。
避難所が開設されていた小学校も限られていましたし。(ご参考:岡山市HP避難所開設状況について<広報第26報 平成30年7月6日23時30分発表>)
そういった理由で自宅待機を決断し、最悪の場合を床上浸水と下水の逆流・断水と想定。
朝になって必要があれば避難しようと、床上浸水と朝の避難に備えて情報を集めました。
この記事では、今回学んだ防災情報と、今回の体験を教訓として考えた減災についてご紹介したいと思います。
お好きな項目からどうぞ♪
2018年7月西日本豪雨で学んだ防災情報
豪雨の際の備えから避難まで
▼大雨から身を守るたるための基本情報。
大雨被害から身を守るための注意点2
!)地下街や地下鉄には雨水が流れ込む恐れも。浸水した道で長靴は危険、運動靴で。水中のマンホールや溝に落ちる恐れがある。長い棒を杖の代わりに。浸水した道路では車のドアが水圧で開かなくなる。https://t.co/YqEghzbooX pic.twitter.com/WUNUN3h55N— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) July 6, 2018
▼下水の逆流対策。水のうが有効なんですって!
【下水の逆流対策には「水のう」を】
豪雨時は「トイレの逆流対策」も必要 国交省がまとめた資料がわかりやすい#豪雨 #災害 #ゆるとぴhttps://t.co/CgRe1KPJOb— ゆるとぴ (@YahooNewsYuru) July 8, 2018
▼避難の際には両手が使えるようにしましょう。
【 #あなたの大切な人に伝えてください 】
避難する時は、傘より雨がっぱの方が両手が使えるので安全です。
荷物はリュックサックなどにまとめましょう。長靴は水が入ると歩きにくいため、浸水が考えられる場所では、脱げにくいひも靴を履きましょう。— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) July 6, 2018
まずは水害から自分の命を守る!
避難のタイミングを間違えないことが大切です。
特に子ども・高齢者がいる家庭は早めに避難しましょう!
避難生活で役に立つ情報
▼避難所でも健康に過ごしましょう!
#被災者 の皆さま#避難所 生活で健康に過ごすため、以下の点にご注意ください。
①水分・塩分補給をこまめに
②手を清潔に
③食中毒に注意
④体の運動
⑤うがい・歯磨き
⑥十分な睡眠・休息
⑦マスクを着用
⑧薬で困っている場合は相談を
詳細は、添付の画像をご確認ください!#平成30年7月豪雨 pic.twitter.com/eYLCa6OEFU— 厚生労働省 (@MHLWitter) July 14, 2018
▼給水車から水をもらうときに便利な情報。
【ポリタンクがない場合は・・・】ポリ袋と段ボール箱を利用して水をきれいなまま運ぶことができます。さらにキャスター付きのスーツケースを使えば、お年寄りや子どもでもまとまった量の水を運ぶことができます。リンク先では動画で見られます。https://t.co/YaMzU9uzs4 … pic.twitter.com/KuTlbJ60ri
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) July 9, 2018
▼おむつがなくなってしまったときに便利な情報。
【おむつがない!代用は?】
「紙おむつがない!:→レジ袋と布で代用。「あと1個しかない!」→内側の吸収剤をとって布を敷き、外側だけを繰り返し使用。「哺乳瓶を消毒できない!」→紙コップを使う。縦抱きでコップの縁が上唇に触れるようにする。(詳しくは記事で↓)https://t.co/77x9VmGquH— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) July 12, 2018
▼段ボール箱で赤ちゃん用の簡易ベッドが作れます。
【ダンボール箱で赤ちゃん用簡易ベッド】避難所では段ボール箱の中にバスタオルを敷き赤ちゃんを寝かせます。仕切りや覆いで赤ちゃんも安心。「赤ちゃんがいます」という張り紙で周囲に気付いてもらうことも大切です。https://t.co/KQjIhNW219 pic.twitter.com/gTJ1pFarEe
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) June 18, 2018
水害後の生活再建に向けて必要な情報
▼万が一、水害にあってしまった場合にはこちらのチラシが必見!生活再建に向けてやるべきこと・注意する大切なことが11項目掲載されています。
西日本で、大雨による被害が拡大しています。もし水害にあったら、どうすればいいのでしょうか。「震災がつなぐ全国ネットワーク」の資料をまとめました。
【New】「水害にあったら、どうすればいい?」 このチラシが、とてもわかりやすいhttps://t.co/f2KwRlwdzb pic.twitter.com/ylODYVG5uK
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) July 7, 2018
▼浸水した車の危険性。うっかりエンジンをかけないように覚えておくと安心です。
【浸水した車 エンジンかけないで 感電や火災のおそれ】国土交通省は、今回の豪雨で水につかった車は、感電や火災のおそれがあることから自分ではエンジンをかけず、販売店や整備工場などに相談するよう呼びかけています #あなたの大切な人に伝えてください https://t.co/WelYZ3rBed
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) July 9, 2018
▼用水路が泥で見えなくなっている場合があります。はまってしまうと沈んでしまい、とても危険です。
浸水のあとは水が引いて、あたりが泥だらけになります
ですが水が引いたあとの泥にはむやみに踏み込まないように
「長靴装備だからいける!」と片足踏み込んだら足の付け根まで沈み、逆足で足掻いている間に腰まで沈み、消防隊員さんの仕事を増やしたのは私です
泥の深さは分からないもの(写真は4年前 pic.twitter.com/DdjBLCgc0U— ちゃんみほ@広島美容系ライター (@chanmiho702) July 7, 2018
▼感染症に注意!
災害時には破傷風などの感染症にかかりやすくなります。服装に気を付ける・ワクチンを打つといった対策をした上で片付けに取り組みましょう。
- 予防接収を受けていても10年ほどで免疫が切れる場合もある
- 成人でも死亡率が15~60%!
- 破傷風菌は傷口から感染する。泥の中にはガラスなどが混ざっていてけがをしやすい。
【被災地 破傷風や熱中症警戒を】豪雨の被災地では、浸水被害によるがれき撤去などで破傷風などのリスクが増す。猛暑のため避難所を含めた熱中症や夏風邪への警戒も必要で、国や専門家は注意を呼びかけ。 https://t.co/Iq8cpel3ky
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 10, 2018
▼火事場泥棒,被災地荒らし,デマ,悪徳商法に注意!
ものすごく、ものすごーく悲しいことだけど、こういう悪い人もいるんだよな・・・
被災された皆様、どうぞお気をつけください。 https://t.co/K8UslCoHdB
— ナガユキ@夏休みのワンオペ3人育児 (@Nagayuki_Akiko) July 7, 2018
減災のために今できること
ハザードマップを確認しよう
▼今回、大きな被害の出た倉敷市真備町では、大雨の際に大きな浸水被害が出ることが想定されていました。
【水害時に想定される浸水をチェック!】
真備町は、水害時にかなりの浸水が想定されていました。
今後の大雨の際の避難の参考として、お住まいの地域の想定浸水深を確認されることをお勧めします。
⬇︎浸水想定区域内の浸水深は、Yahoo!のこちらのページで確認できます。https://t.co/OP53WPu1B2 pic.twitter.com/qEj7WL6N1J
— ナガユキ@夏休みのワンオペ3人育児 (@Nagayuki_Akiko) July 7, 2018
ナガユキはYahoo!の河川水位情報から、河川の水位と水害の起こりやすい地域を確認していました。
土砂災害も含めたハザードマップの確認には、国土交通省ハザードマップポータルサイトが便利です。
こちらを事前に確認しておいて、早めの避難の参考にしましょう。
避難のタイミングを考えておこう
今回、一番感じたのは「避難の難しさ」でした。
夜中に大雨が予想されている場合は、夕方のうちに安全な場所へ避難しておくのが一番だと思います。
懐中電灯で照らした部分しか見えないというのは恐ろしいこと。
そしていざ大雨が降り始め、避難が必要だと感じるころには、土砂崩れや道路の冠水で避難できなくなっている可能性もありますから。
また、「高齢者が避難をめんどくさがる・自分が建てた家から離れたくない」というケースもあったそうで・・・。
とても深刻で難しい問題だと思いました。
「めんどくさいから避難しない」という方には、いざ冠水して助けを求めた際に助けに行く方が命を落とす危険があるということを知っていただきたいですね。
いざという時のために家族で避難のタイミングについて話し合って決めておくと良いでしょう。
あとがき
平成30年7月豪雨で被災された皆様が、一刻も早くふつうの生活を取り戻されますよう願っております。
それにしてもTwitterは災害時にとても役に立ちますね。デマなど気を付けることもありますが、自分が信頼できる人をフォローしておくと良いと思います。
2018年6月の大阪北部地震でも、吉村洋文大阪市長が学校や電車、避難所、ガス等の最新情報を流してくださっていました。
もしまだTwitterを使ってないんでしたら、この機会に始めてみてはいかがでしょうか♪
なにはともあれ、次の大雨や地震に備え、お互いにそれぞれの最適な防災準備をしておきましょう。
災害大国に住んでいる者どうし、お互い無事に過ごしましょうね(≧∇≦)/
大雨はまた降ります。地震もまた起きます。
しっかり備えて、お互い無事に生き残りましょう!!!